【動画】オゾン水を清掃に使う

株式会社 TOKYO SFR

更新 2019/07/08

オゾン水を清掃に使う

洗濯槽

提供 株式会社 SPIGA

まず動画では洗濯槽の脱臭について考えている。

洗濯槽の嫌なにおいの元はカビ菌。

一般家庭にて約10年使用された洗濯機の洗濯槽の脱臭は可能だろうか?

答えはオーシャンのオゾン水、10ppm以下程度のオゾン水濃度では効果は限定的、除去率約1%程度であろうと考えられる。

1ppm前後のオゾン水ができる事は、カビの塊の表面を酸化し1時間程度は脱臭出来るかもしれないが元に戻る。

購入後すぐにオゾン水洗浄を始めるのは理想的ではあるが、お風呂場の側溝を見る限り、目視できる汚れはどうしても存在するので完全とは言えない。

三洋社製 オゾン水で洗う洗濯機

10年ほどまえに三洋さんからオゾン水で洗う洗濯機が発売されていた。

洗濯槽の観点から考えると非常に合理的だ。

洗った洗濯物を乾かす時にも嫌な臭いを発する事は少なかったのではないか。

ただ、脱色力もあるオゾン水を衣類に使用するにはリスクがある。

古着で実験(濃度0.2ppm程度のオゾン水を桶に溜め5分間)したところでは、オーシャン程度の濃度であっても色付きのジャンパーが一段明るくなった。

そういったクレームがあったのか、売れなかっただけなのか、販売終了になった理由、後継機が発売されない理由を私は知らない。

ハウスクリーニング業者さん向けオゾン水生成器

さて、話を戻して、すでに視認できるほどのカビをオゾン水で除去するには最低でも10ppm以上は欲しい。

技術的には洗濯槽のカビを退治するオゾン水生成器は製作可能だ。

10ppmのオゾン水を2L~3L/min程度で排出、洗濯槽は大きいので現地で取水、この程度のものであれば弊社の電解セルで水道水からワンストップで作れる。

大きさはオーシャンプロと大して変わらないだろう。

本体価格が洗濯機そのものを超えるようなものになるため、一般消費者には向かないが、環境への負荷を考えるハウスクリーニング業者さんがいらっしゃれば是非共同で開発を行いたいと思う。

濃度10ppmのオゾン水をハウスクリーニング業者さんが使うのであれば、他に出来ることがある。

エアコンのクリーニングと排水管の掃除だ。

検索をしてみると一般社団法人日本エアコンクリーニング協会に所属されている方がエアコン向けに使用されているようだ。

洗濯槽向けの洗浄剤が臭いのは洗面所なので我慢できるが、エアコン用の洗浄剤は生活スペースへの影響が大きい為辛いものがある。

エアコンの掃除には是非オゾン水が普及してほしいと思う。

それから排水管。

我が家では毎日お風呂でオーシャンを使用し一般家庭よりも非常にきれいな浴室であると思う。

ただ、それでも石鹸のカスや垢等視認できる物体が排水溝に存在する。

目視できるような大きさのものは濃度10ppm以上のオゾン水が必要。

洗濯槽、エアコン用、排水溝用とそれぞれ洗浄剤はあるが、残留性を考えると10ppm程度のオゾン水を使用する事が望ましいと思う。

ハウスクリーニング業者さんへ、環境への負荷等々以前に、ご自身も毎日薬液で辛いと思います。

化学物質過敏症等の病気になる前に洗濯槽やエアコン、排水溝のような水回りの清掃にオゾン水はどうでしょうか?

それから、水虫でお悩みでしたら、会社に内緒でこっそりと使用されると面白いと思います。